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新卒で介護職はもったいない?やめとけと言われる理由や就職メリットを徹底解説!

皆さんは「新卒で介護はもったいない」という言葉を聞いたことはありますか?実際に、新卒で介護職に就くことは決してもったいないことではありません
ですが、専門学校・大学卒業後に介護職へ就職を考えている方はこの言葉を聞いて、迷う方は少なくないでしょう。

今回は、なぜもったいないと言われているのか、新卒で介護職に就くメリット、そして、ステップアップや職場を選ぶポイントなど解説していきます。

新卒で介護職がもったいないと言われhttps://recruit.kanaibara.or.jp/post-28127/る3つの理由

初めになぜ、新卒で介護職がもったいないと言われているのか、その3つの理由を解説していきます。

給与が低いイメージ

介護職の給与は大手就職に比べて平均が低く、また、仕事量の割合に対しても低めと言われています。そのため、新卒で介護職に就くのはもったいないというイメージがあるのです。また、役職が少ない点からキャリアアップの機会も少ないことも、もったいないと言われる要因です。

しかし、介護業界は転職で入る方も多いことから勤続年数が短い側面がある点や、徐々に増加傾向にある点から今後のイメージは変わっていくでしょう。

待遇・福利厚生がよくないイメージ

近年では働き方改革や介護器具の普及によって改善されつつありますが、休日数が少ないなど福利厚生や待遇が大手に比べて不十分な点がもったいないと言われています。

待遇や福利厚生が改善されない職場では長期的に働くのは難しいです。業界全体として捉えるのではなく、待遇や方針を就職先1つずつ検討することで自身に合った職場を見つけることができるでしょう。

学歴が活かしにくいイメージ

介護職は無資格・未経験、年を重ねてからでも挑戦することのできる職種であると言われているため、大卒で就職するのはもったいないと言われています。

特に一般企業と比べて学歴による差別化が少ないため、給与やキャリア面において大卒であるメリットがほとんどないことも理由として挙げられます。

「介護職で働くとしても、若いうちは他の企業に就職してからでも良いのでは?」と言われることが多いです。利用者さまとのコミュニケーションやレクリエーションの企画など、学歴以外に自身のこれまでの経験を活かせる場は多くあるでしょう

新卒で介護職に就く4つのメリット

もったいないと言われる反面、新卒で介護職に就くメリットも多くあります。主なメリットを4つご紹介します。

介護職は超売り手市場

介護業界は他業界に比べ、求職者に対して求人が多い「売り手市場」です。そのため、大きなメリットとして介護業界は就職や転職など職場においての心配が少ないことが挙げられます。

多くの事業所・施設が人材の確保に努めているため、ほとんどの場合は自身のスキルや希望に合った職場を選ぶことができるでしょう

専門性を高めることができる

介護業界では若いうちに実務経験を積むことで、早い段階から国家資格を目指すことができます

例えば、介護福祉士を目指す場合受験資格として、3年以上の実務経験が必要となります。また、そこから更にケアマネジャーになるためには介護福祉士としての実務経験が5年以上必要であるため、早期に要件を満たすことが可能です。

早い段階で自身の目指す方向性を考えられることで、キャリアプランを立てやすくなります。

若いうちから役職を目指せる

若いうちから介護の経験を積むことで早期にリーダーや管理職を目指すことができる点も新卒で介護職に就くメリットです

介護業界は新卒で入社してくる若い人達に期待をしています
事業所・施設によっては資格取得に対する支援金として、費用を負担してくれる会社や資格によって手当が付く場合もあります。

仕事に対する姿勢や熱意によって早期からキャリアアップを目指すことによって、給料アップに繋がるでしょう。

体力を活かせる

介護士は体を動かす業務も多くあり、新卒で介護職に就くことで体力を活かして業務に取り組むことができます

介護器具の導入は進んでいますが、夜勤や利用者さまの介護において体力があった方が良いです

体力があることから幅広い介護業務を行うことができるため、周囲のスタッフからの信頼も得られます

介護職で新卒からキャリアアップするために

介護職で新卒からキャリアアップするために大切なポイントを2つご紹介します。

介護の業界について知っておく

介護業界と言っても老人ホームやデイサービス、訪問介護と職種はさまざまです

業務内容や施設の形態などはもちろんですが、それぞれの違いや身体的な負担など事前に知っておくべき内容は多岐に渡ります

まずは、事前にどのような職場が自身に合っているかを考えるために、業界についての知識を深めるべきでしょう。

介護職員初任者研修を取得しておく

介護内容に関する知識を深めるためには、介護職員初任者研修を取得することがおすすめです
初任者研修を取得することで介護の基礎知識や技術を身につけることができます

また、介護に関するさまざまな資格を取得するために必要となる初級の資格です。
可能であれば在学中に資格を取得することで、時間を有効活用することができ、就職にも有利に働きます。

新卒で介護の職場を選ぶ3つのポイント

新卒で介護の職場を選ぶために大切なポイントを3つご紹介します。

待遇・福利厚生を確認

職場を選ぶ上ではまず、自身の働きやすさが最も大切です

昇給・賞与・休日など福利厚生の確認はもちろん、実際に働いている職員の声や職場環境を改善していく意識があるかどうかを確認すると良いでしょう。

スタッフ間のコミュニケーションが円滑に行われる働きやすい環境であれば、長期的に勤務することができる職場だと言えます。

社風や経営方針に共感できるか

職場を選ぶ上で、社風や経営方針に納得し、自分自身と価値観が合っているか確認することも大切です。

入社後にギャップを感じると早期退職にも繋がるため、情報収集を行い必要であれば実際に問い合わせてみてください。

面接や見学を行い、実際に自身の目で見て雰囲気を確認することもおすすめです。

利用者さまが安心して、快適に過ごせているか

介護の現場は利用者さまの生活の場であるため、安心して快適に過ごせている施設ならスタッフも居心地よく働けます

利用者さまにとって快適な環境が整っているか、スタッフの利用者への対応は適切か、といった視点も持って施設を見てみましょう。

チームワークが悪いなど、人間関係がぎすぎすした職場は働く環境として整っていない可能性が高いです

かないばら苑の教育研修制度

かないばら苑では、スタッフが毎日いきいきと、自分らしく働けるような環境づくりに取り組んでいます

初めての介護職でも職務を通じての研修としてOJT制度の他に職務内容以外にもさまざまな研修制度があるため、長く働くために安心して学べます

詳しくは以下をご覧ください。

福利厚生

まとめ

新卒で介護は決してもったいなくありません。
介護業界で活躍したいと考えるのであれば、早いうちから実務経験を積み、資格を取得することでキャリアアップを目指せます。

また、社会福祉士の資格は4年生大学を卒業していると実務経験の項目が免除されます。

介護職は昔と違いスタッフが働きやすくなるための改革も多く行っており、大きい事業者も増えているため新卒でも自身に合った職場を選ぶことで大きなメリットが得られるでしょう。

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