介護職に向いている人の特徴とは?未経験資格なしでも転職できるポイントを紹介
介護の世界に飛び込んでみたいけど、「自分が介護の仕事に向いているのか不安・・・」「長期間働いていけるのだろうか…」、そうお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自分の適性を理解することは大切ですし、傾向を知っておくだけでも、自身の働き方を見直すきっかけになるでしょう。
今回の記事では、介護職に向いている人の特徴について解説していきますので、適性があるのか確認したい方、介護への就職・転職をお考えの方、ぜひ参考にしてみてください。
介護の仕事に向いている人
高齢化社会が進むにつれて介護の需要が高まっている中、一方で大変とも言われることが多い介護業界ですが、たくさんのやりがいも存在します。
ここからは、興味はあるけど自分に合っているのか不安に思っている方のために、介護の仕事に向いている人の特徴を全部で8つ紹介していきますので、チェックしてみてください。
人と接することが好き
介護職といっても役職もさまざまで、グループホームやデイサービスといった職場によっても違いはありますが、基本的には人と接する職業です。
メインの仕事である利用者さんの生活のサポートはもちろん、利用者さんの家族の方とも接する機会が多くあります。
また業務を円滑に進めるためには、現場スタッフとの連携も必要となることが多いので、人と接することが好きで良好な人間関係が築ける方は、介護職に向いている人といえるでしょう。
コミュニケーション能力が高い
「人と接することが好き」と共通する部分でもありますが、コミュニケーション能力が高い人も介護の仕事に向いています。
前途でも書いたように、利用者さん、ご家族の方、一緒に働く職員の方など、人と接する機会が多数存在するので、コミュニケーション能力が高い人は現場のあらゆる場面で重宝されるでしょう。
また、介護業務では可能な限り利用者さんの希望に沿った介護を行う必要があるため、話す力以上に「聞く力」が求められます。
利用者さんの中には、職員とのコミュニケーションを毎日楽しみにしてる方も多いですし、信頼関係を構築して話しやすいスタッフだと認識されれば、普段の何気ない会話から介護のヒントにつながることがあるかもしれませんよ。
明るくて元気な人
これは介護に限らずどの職種でも共通することだと思いますが、不愛想な人よりも明るく元気がある方が印象も良いですし、介護の現場でも明るく元気に、素直で前向きなことがとても大事です。
介護を必要とする方は体に何らかの問題を抱えていることが多く、本人はもちろん家族の方も不安を抱えていたり、気分が落ち込んでいたりします。
そんな中、常に笑顔で明るく接してくれる職員がいれば、気分もポジティブになったり、安心感を与えることができるでしょう。
周囲のスタッフに対しても良い影響を与えることができますし、施設全体が明るくしてくれるムードメーカーは、介護の仕事をする上で重要な存在になります。
気配りができる人
相手の気持ちを察することができたり、細かな気配りができる人も、介護職に適した人材といえます。
利用者さんは、高齢や障害、持病などから体調の変化に気付けない方や、気付いていても職員に対する優しさや遠慮から、なかなか伝えられない方もたくさんいらっしゃいます。
そのため、普段との違いや小さいサインも見逃さず、変化に気づいてあげられるかどうかも介護士に求められる重要な要素といえるでしょう。
責任感がある人
介護の仕事は高齢者の健康や命に関わる内容なので、責任感がある人でないと業務を任せることはできません。
ほんの些細なミスが大きな事故に発展したり、利用者さんの健康を大きく損なう可能性もあります。
無責任な行動は、組織全体の士気を下げることにもつながりますし、介護施設ではチームで動くことも多いので、使命感と責任を持って職務を遂行できる人が介護の仕事に向いています。
メンタルが強い人
介護の仕事はやりがいが大きい反面、体力的にも精神的にもタフさが求められる仕事でもあります。
利用者さんの中には、自分の感情を上手くコントロールできず、ストレスやネガティブな思いを介護士にぶつける方もいらっしゃいます。
また、ターミナルケアや終身介護を行っている施設では、人の死と向き合わなければならず、それがストレスの要因にもなることも・・・
時には辛いと感じることもあるかもしれませんが、なにより介護職で一番やりがいを感じる瞬間は、利用者や家族から「ありがとう!」と感謝の言葉をかけられたときです。
感謝されることに喜びを感じモチベーションを維持できる人、精神的ストレスに負けない体力とメンタルの強さを持つ人は、介護職向きの人材といえるでしょう。
勉強熱心な人
介護の仕事は専門職なので、基本となる一定の知識が必要になりますが、それだけで成立する世界ではありません。
利用者さんそれぞれで必要なケアが異なりますし、時には自身の知識だけで解決できないことも起こるでしょう。
さらに介護に関する情報や知識、テクノロジーなど、日々アップデートされていくものもたくさんあります。
そのため、常にアンテナ新しい情報を積極的に取り入れ、時代の変化と共に自身の知識をアップデートできる人であれば、介護の仕事にも問題なく適応できるでしょう。
オン・オフの切り替えが上手な人
介護職は体力勝負の部分もあり、ほとんどの施設で夜勤や土日祝日の勤務がある仕事です。
そのため、毎日の動きをルーティン化させることが難しく、仕事とプライベートの棲み分けが困難な環境でもあります。
こうした勤務体系への対応はもちろんですが、仕事でのストレスをプライベートまで持ち込んでしまうと、体調悪化の原因にもなりかねません。
帰宅後は仕事のことは考えない、休日はしっかりリフレッシュするといったメリハリをつけ、オン・オフを上手に切り替えられる人の方が、介護の仕事に向いている人といえます。
向いてない人でも介護職になれる?
上記で介護職に向いている人の特徴を解説してきましたが、これはあくまで適性があるかどうかの話であり、向いていないからといってすぐに諦める必要はありません。
もちろん、当てはまる人の方が働きやすい傾向にありますし、今後努力していく必要はあると思いますが、介護でもっとも大切なことは「利用者さんに笑顔になってもらいたい」という思い、そしてやる気と熱意です。
その思いさえあれば、仕事のスキルや業務内容などは働きながらでも学ぶことができるので、自身の長所を活かしつつ、少しずつ苦手意識を克服していけば問題ありません。
少しでも不安を払拭したいという方は、公式サイトなどで職場の雰囲気を確かめることができますし、施設によっては実際に現場で働く人たちが雰囲気を伝えてくれるインタビュー記事も掲載されていますので、チェックしてみるとよいでしょう。
まとめ
今回は、「介護職に向いている人の特徴」をテーマに解説してきましたが、いかがだったでしょうか。高齢化が進む中、介護業界の需要はますます高まりをみせる一方で、人手不足が深刻化している業界でもあります。
将来性のある業界でスキルや経験を積むことで、キャリアアップや専門性の向上が期待できますし、なによりやりがいのある仕事です。
かないばら苑でも未経験からベテランまで、幅広い人材を募集していますので、介護の世界に興味をお持ちの方「私にとって介護は誇りある仕事だ」そう思えるような環境で、私たちと一緒に働いてみませんか?

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